口腔外科
歯科は、一般的には一般歯科や矯正歯科、小児歯科がよく知られていると思います。
実は大学では歯科でも様々な科に細分化されており色々な事を勉強します。
歯周病、充填、外科、矯正、小児歯科、入れ歯、歯科材料、法歯学、衛生、細菌、病理、・・・等々。
そのそれぞれに教授をトップに医局が存在します。
私は卒後の医局在籍時は、口腔外科(こうくうげか)に在籍していました。
詳しい仕事内容はさておき、
今日自宅に帰ると所属の口腔外科学会から分厚い郵送物が届いています。
毎月症例・研究報告が掲載された薄い月刊学会誌を受け取るのですが、やけに分厚く封を開けると、
古臭いいつもと違う表紙の雑誌です。
どうやら口腔外科学会創立80周年記念誌とやらで、
創刊号の表紙を再現したみたいです。
中身をペラペラめくると非常に興味深い歴史書です。
口腔外科治療に関して、先輩方の様々なご苦労、工夫、興味深い記録などが記載されています。
じっくり読みたいと思います。
歯科医師会でも広報部に所属したこともあり、
80年という歴史の編纂はさぞかしご苦労だったであろうことが推測されます。